noteでは、20年近く前の思い出話的なことを書きました。
サブカルチャーと子育てと
webの世界は相変わらずドッグイヤーですが、web、スマホを中心に構築される経済圏で、様々なもの、価値観が変わったように思います。
所有からレンタル・サブスクリプションとメルカリ売却のニア・サブスクリプション・そしてシェアリングへ
こんな話は方々で言われていますので、改めて書くのもどうかなと思ったのですが、あらゆる物が、所有→月額課金へシフトしてきています。
例えば、バックのラクサス。
月額課金で借りる、また、ブランドバックをラクサスに預けて、レンタル料をもらうなど。
車にしても、カーシェアリングで車を借りたり、利用していないときに車を他者に貸すことでレンタル料をえるサービスも目立ってきました。
また、音楽も、CDというメディアからデータの単品購入、そしてspotifyなどの月額サブスクリプション。
映像も、DVDレンタルからYoutube premium、NETFLIX、AmazonPrimeなどの見放題(+部分レンタル)へ。
また、こだわりのある人は、音楽でも映画でも、ブルーレイやハイレゾ音源、高価なオーディオシステムとモニターを用いていますが、普通の人は全てスマホ完結。
ゲームも買い切りではなく登録無料のアイテム課金。
全てがスマホファーストになったことで、あらゆるものの動きが様々な意味で変わったという現状があります。
持たない・必要な時に使うはこれからも伸びる
都心部に行けば行くほど、物を物理的に保有することのコスト(=スペース占有)は上がります。
そして、処分するにもコストがかかります。
メルカリやヤフオクで売れる物は、ある意味ニア・サブスクリプション(勝手な造語です。一定期間使って、要らなくなったら売る、疑似レンタル)的な使い方ができますが、気軽に処分できない物は、邪魔であり、ものによっては処分にも大きなコストがかかることがあります。
また、若者ほど、所得が限られる傾向が強いですので、イニシャルコストの高い物より、毎月でもとりあえず使えて、要らなくなったら解約できる、そういう合理的なシステムを指向するというのもわかります。
ビジネスの供給側としても、毎月の固定収入が積み上がるため、サブスクリプションビジネスはありがたいシステムです。
全国の空き家までサブスクリプションビジネスに
つい最近見た中で面白いと思ったのが、全国の空き家を住めるようにして、定額で全国済み放題にするという、空き家のサブスクリプションビジネス。
ADDless
このサービスは本当にスタートしたばかりで、今後どのように展開していくかわかりません。
しかし、この例だけでなく、あらゆる分野にサブスクリプションのサービスが構築され始めています。
ラーメン食べ放題、オンラインサロン、ビューティー分野・・・
もしなにかビジネスを始めるときは、「これは月額課金にできないか」「継続することのインセンティブはないか」を探ると、おもしろいのではないかと思います。
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