一応サラリーマン経験が数年ある筆者ですが、本部で働いていたとき、切れ者の上司（今もトップに近い役職でご活躍だそうです）が何回か言っていて印象に残ったのが、
「お前、新聞読むときどこが一番大事かわかるか？」
「はい、地域欄、特にお悔やみの部分でしょうか。」
「ちげーよお前！！！」
「広告欄だよ、こ・う・こ・く・ら・ん！！」
は？と一瞬新卒一年目の私は目を丸くしましたが、
「いいかお前、広告欄には今の時代の流れやニーズが商品やサービス、訴求ポイント、人の悩み、困りごとなど、新聞本紙よりとは違った意味で大事なことがいっぱい詰まってんだよ！！あと求人広告とかもな。」
・・・さすが本部の企画管理部門に最短で昇格した先輩すげぇ・・・
と新卒の時に衝撃を受けた記憶があります。
確かに、今広告を打っている商品・サービスや、求人をしている会社、そしてその周辺のビジネスには、お金の流れがあり、そして、社会の困りごとや便利になる手段として、商品・サービスが紹介されています。
またいろんな観点からの「課題解決的なビジネス」が、「一般の人でもわかりやすいように」広告をされているのも見ますね。
このように、広告、またwebライティングの行き着く先も広告主のサイトであるため、新聞なりチラシ、アフィリエイトサイトに登録して広告主を見ること、webライティングなど、全てが「新しいビジネス、お金の流れがあるビジネス」をみつけるきっかけになるわけです。
（もちろん、首都圏や主要都市であれば、街を歩くだけでもいろいろなヒントが転がっていると思います。あとはホットペッパーとtownworkなどの求人媒体の小冊子などのフリーペーパー！こちらにもヒントがいっぱい落ちていると思います。）
それから、もう一つ大事なのは、広告とお金儲けに嫌悪感を持たないこと。
社会をよくするとか漠然とした話ではなく、まず目の前の人を喜ばせること、そしてここにニーズがある、財布を開いてもらうきっかけを作るなど、御託よりきちんと喜んでもらって利益を挙げる。
まずはそこからだと思っています。
「今熱いビジネスを見つける、お金の流れの川を見つけ、直接参入はできなくてもその周辺で入れるビジネスはないか」という目線で広告を眺めてみると面白いと思います。
特にアフィリエイトの場合は、時代のニーズがダイレクトに流れますので、
大手のアフィリエイトサービスプロバイダーに登録して、どのような商品・サービスの広告や新規案件、高額案件（高額な報酬を出せると言うことは、それだけ利益が出しやすい構造のビジネスということですから）などを眺めてみるだけでも、勉強になると思います。
とりあえず、業界最大手の
及び
アフィB
に登録して、余裕があれば他にも探してみるくらいでいいと思います。
また、求人サイトの広告一覧も、後で下記にリンクを張っておきますので、
自分が就職するのではなく、「今人が足りていない産業・セクター、儲かっていそうな分野、勢いがある分野を探す」という発想で、ぜひ登録して、「今こんな業種がアツいのかー」という視点で見てみると、面白いですよ。
（リンクは後日追記します）
というわけで、今回は、「お金の流れる川がある広告」「こんなニッチなビジネスがあるんだ」というジャンル・広告を紹介します。
その前に、ひとつだけいろんな意味でネタにしたかったサービスを。
ニッチすぎる婚活サービス
目の付け所のユニークさに、即ユニークな事例として紹介したくなったのが、看護師向けの婚活サービス。
休日が不規則な女性看護師に特化した結婚相談プラン、
その名も、白衣コン。
そして運営会社が、「株式会社ナウい」
もう一度書きます。
「株式会社ナウい」
名刺を出すとき、社名のインパクトは残りますよね。
サービスより、この社名をつける、逆張りのセンス（すごくうまいと思っています）の方を強調したいくらいです。
株式会社ナウい
医師・歯科医師・薬剤師・看護師周りの求人・その他サービスは需要が大きい
次は真面目に、マネーの川が流れている分野として、
「給与が高い、ニーズがある、希少性がある、特殊スキルがある」医師・歯科医師・薬剤師・看護師求人や医師周りのサービス、「人手不足が深刻な介護士・医療専門家」向けの求人などのサービスが挙げられます。
特に医師周りですと、求人、子供の教育、医療法人設立、節税、海外移住（リアルに知人の医師夫婦から、子供の教育を考えて海外移住を検討しているという話を聞きました。日本の医師免許にプラスいろいろと資格や条件がないと医業はできないそうですが）、高級車、医師夫婦、医師/看護師夫婦の場合ワークライフバランスの問題、家事育児の問題など、周辺サービスも含め様々なビジネスの種が埋まっていると思います。
こういう観点から、今回は医師、歯科医、薬剤師・看護師向けの求人及び一部生活周りのサービスや人手不足の保育士・介護士求人など、いくつか紹介してみたいと思います。
医師向け求人サービス
このように、高額報酬の訴求もあり、あるいは全科、全エリア対応を売りにする転職支援サービスもありで、切り口が違うのが興味深いです。
また、歯科医師の求人サイトも多いですね。
私の行く歯医者は、1ヶ月半先まで予約がいっぱいという状況なので、人気があって人が足りないところは足りないというのが現状のようですね。
歯科周りなら、仕入れのためのビジネスカードの広告、歯科向けの集客コンサル、webサイト構築などもまだニーズはありそうです。
薬剤師の求人だと、こういうものがあります。
このように、お祝い金の明示や求人数の多さの「登録者にメリットのある数値を持った」訴求があると、より惹かれやすいですね、
また、地域×薬剤師という絞り込んだ求人サイトも。
次に看護師の求人。
マイナビ看護師がメジャーですが、
あなたの”理想の職場”が見つかる！【ジョブデポ看護師】
（この広告、別の広告ではお祝い金の存在を訴求していますが、
クリック率ではお祝い金を明示しないパターンの方が成約率が高いのが興味深いです。）
下記のように、美容外科限定、都内近郊のみと絞った求人など、ニッチとまでは言えないものの、少し絞り込んだ分野で訴求する広告もあります。
また、保育士・介護福祉士も常に人手が足らない状況が多いサービスです。
保育士は、特にワークライフバランスや給与、休みの問題もあり、人の動きが激しいようですね。
保育士だと・・・
また、このような介護の求人も。
上記のような特別スキルを要する仕事以外でも、求人サービスは根強いニーズがあります。
不動産業界だと、
このように、全体的な求人→職種を限定した×求人という切り口だけでも、たくさん見つかります。
転職業界は、常にニーズがありますね・・・
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