礼儀正しさにまさる攻撃力はない

100記事チャレンジ、地味に続けます。

キングスレイ・ウォード氏の書籍、「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙 新潮文庫
」に「礼儀正しさにまさる攻撃力はない」という一節があります。

新卒や大学中退フリーランスなどの方がここ数年で散見されるようになりました。

これは一つの生き方の選択肢だと思います。

一方、大企業なりベンチャーなり、会社組織に入って初めてわかることや、基本的なビジネスマナー、礼儀(例えば、仕事を紹介したり、仲介した方への進捗報告、連絡、相談などや完了後のお礼)なども多くあります。

また、会社組織は職制というのがありますので、まずは直属の上司に、というところでいきなりそれを飛ばしてしまうと、直属の上司もですし、その上のポジションの人も「いきなりこちらに話を持ってくるなんて、こいつ大丈夫か?」と思われかねません。

もちろん、内容や、直属の上司に問題がある場合、あるいはセンシティブな問題などの場合は別です。

ただ、原則論としては、会社のルールというのを把握して、その上で振る舞うのが、「最大公約数的な理解を得やすいし、不要な反感も買いにくい」です。

もちろん、海外で仕事をする場合や、組織形態がフラットな場合は、その組織に合わせればいいですし、「郷に入りては郷に従え」という言葉もある通り、組織内では組織のルールに原則従うのがスムーズです。

ただ問題がある場合は、その問題に応じて対処をすることと、心身の負担がある場合や、会社組織自体に問題がある場合は、例外的な対処を考えるという選択肢もあります。

また、フリーランスであれば、紹介者、仲介者の方がいる場合は、その方と進行状況や情報などを逐一共有することが大切です。(もちろん、細かい報告はいいよという方もおられるので、その点は臨機応変に)

もしくは当初と話が異なるなどイレギュラーな事態があれば即報告し、必要に応じ判断を仰ぐなど、紹介者、仲介者の方をまず尊重する行動をとることが、結果として紹介者、仲介者の方にとっても安心していただけます。

なお、現在はびこる謎マナーについては、私自身も「こんなことは気にしなくてよい」と思いますが、基本的なマナー、礼儀を注意しておくだけでも、相手に対する敬意が伝わります。

ぜひ、基本的なマナー・礼儀の部分については、気をつけるようにして下さい。

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