勝てば官軍・負ければ賊軍、そしてやりぬくこと 100記事チャレンジ6

前回の受験のエピソードの続きです。

 

このように模試でいい結果が出始めると、周囲の印象も変わります。

 

特に、「ダメであったあいつがここまで」というくらいの差があると、本当に周囲の態度が露骨に変わります。

 

勝てば官軍、負ければ賊軍という言葉があります。

 

何かで目立つ実績をあげればチヤホヤされますし、逆に成果が出てなければ、バカにされ、歯牙にもかけられないわけです。

 

そこで、官軍になるべく奮起し、本気になるか、賊軍として負けを受容し人生を諦めて生きていくか。

 

ある種、そういう人生を分けるような岐路が人には何度も訪れるでしょうし、ずっと官軍の立場であったはずの人が賊軍になってしまったり、逆に一見負け続けてきた人が奮起し、官軍になった事例も多くあるでしょう。

 

人間、立ち止まったり、休んだりする時期も当然必要です。

 

いつも全力で動くことができるほど、パワーのある人はまれです。

 

とはいえ、休んだ後、その状態に甘んじず、立ち上がろうという意志も大切です。

 

やはり人間、立ち止まったり、休息するとギアがゆるくなったり、時にさび付いたりもします。

 

そういうときは、慣らし運転をし、少しでもいいからなにかできたことに対し、自分をほめればいいのです。

 

そして、ギアがスムーズに回るサイクルができたな、と思ったら、ペダルをこぎ始めます。

 

さらに、チャンスが来たな、と来たら、全力でペダルを漕ぐ。

 

運転経験のある大人だったら、心の中でアクセルを思いっきり踏み込む。

(リアルでアクセルを踏み込んで、速度オーバーしちゃだめですよ)

 

時間というのは、1日1日減っていきます。

 

そして、今は20代で経営者として成果を出す人も増えてきています。

 

60代、70代になって、成果がでることももちろんすばらしいです。

人生の最後、満足して床に就けることが、何より素晴らしい人生の終わり方です。

一方、現代では20代、30代で会社を作り、上場やバイアウトなどで一財産を築く人もいます。

 

20代、30代のうちは(私も30代ですが)、まだ成功であろうが、ぼちぼちであろうが、こけようが、まだまだチャンスはあります。

 

経営者、会社員、フリーランスなど立場は様々であっても、まだ時間は残されています。

 

そして時間が残されている状況に甘んじてはならないと思っています。

 

今の自分の状況で、何かできることはないか、「なにそれ、簡単なことじゃん」と思われることであっても、チャレンジし、やり抜くことによって自信がつきます。

 

また、周囲にも不思議とそのチャレンジは伝わり、いい影響を及ぼします。

 

まずはやってみましょう。

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