当方が受託しているサイトの更新ばかりにエネルギーが行き、こちらは放置気味になっていました。
おかげさまで仕事をたくさんいただいており、いかにやるべきことをきちんと行うか、ということに日々腐心する状態ですが、最近、担当サイトの一つの累計PVが57万PVと、通常のブログサイトとしては、良い数字を出しました。
最初の7ヶ月のアクセスを、多いときは2日で超えるくらいのアクセス料です。
しかし、この大量のアクセスは、ネガティブな要素を持つコンテンツに来るものが半分近くでした。
確かに、嫌な話ですが、ネガティブな話は否が応でも人の注目を惹きやすいです。
ただ、それを読んだ人の中に何が残るか。
週刊誌やワイドショー、ギャンブル、テレビなど、一瞬はスカッとした気持ちになるかもしれない、しかし、そのガス抜きをしたところで、読者にメリットはあるのか?といろいろと疑問に思えてくるわけです。
そして、ネガティブはネガティブを引き寄せる傾向が強いのか、他の記事もネガティブ色が強くなり・・・と、ネガティブスパイラルです。
こういう記事を書き続けると、書き手にも「澱」がたまります。
こうしてどんどん、「100万PV・200万PVを目指せ!」とアクセスは増えるが、それ以外の意義がまるで見つからないという「リビングデッドサイト」ができあがります。
当方は、指摘を受け方向性を直しつつありますが、もしそのままいったら、何も生み出さないがPVとわずかな広告収入だけを生み出す、始末に負えないサイトになっていたでしょう。
コンテンツの作り手として、依頼を受けて作る原稿であっても、自由に各原稿であっても、「読み手になんらかの意味でポジティブになってもらう」という軸は不可欠です。
例え、しんどい、ネガティブな要素を含む記事であっても、「読み手のネガティブを受け止めつつ、大変だけれど、はき出せる物は吐き出して次へ行きましょう」というトーンでないと、読み手も書き手もしんどいだけです。
また、情報が届いて欲しくない人に届くよりも、情報を受け取って、いい方向に進めていく方が理想的ですよね。
というわけで、今回は雑感になりましたが、物事のマイナスな面で人を集めても、ろくなことはないですよー、というお話でした。
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