ピエール瀧氏のコカイン使用容疑による逮捕に思うこと

まず、よくアフィリサイトにあるような、「ピエール瀧について・・調べてみました!」的なものは大嫌いなので、書かないでおく。

 

今回の件でショック及び影響を受けるメディア、作品の多さ

 

今回の件は、30~40代、特にサブカルチャーやラジオ好きにとって、非常にショックなニュースであろうし、私もショックを受けている。

 

ピエール瀧氏は、電気グルーヴを30年続け、子供にも恵まれ、テレビ、ラジオのレギュラーも持ち、CMも俳優も、という申し分のない人生を送っている。

 

瀧氏は、以前、人生というバンドのメンバーだったが、このとき、まさか今日のような事態になることを誰が予想しただろうか。

 

卓球氏がギャグでおかしなことを発言することはあっても、それは電気グルーヴならではのユーモアであり、ましてや瀧氏がリアルに薬物にかかる事案を起こすということは、想像しなかった。

報道によると薬物への陽性反応が出ているということである。

 

もちろん、現在は容疑者という状況であり、有罪が確定したわけではない。

とはいえ、今日時点、及び今後いろいろと明らかになっていく段階で、さまざまなことが動くであろう。

 

ピエール瀧氏の今回の事案により起こりうる今後

 

  • TBSラジオの「たまむすび」の木曜レギュラーの降板
  • CBCテレビ 「ゲンバビト」の降板
  • しょんないTVの終了
  • いだてんの放送中止か差し替え
  • CMの停止
  • 各種ドラマ、映画の廃盤、配信停止、再放送停止
  • 電気グルーヴの作品の販売・配信停止の可能性(3月13日1:30時点ではiTunesでは配信中)

もちろん他にも多々影響はあろう。

(ただ、Aska氏が薬物事案を起こしたChage&Askaの作品は現在配信されている。また、個人的に作品に罪はないと思う)

人間、なにがあるかはわからない。

 

どんな辛さを抱えているかはわからない。

 

あるいはないものを求め、薬物に手を出してしまったのかもしれない。

 

しかし、今回は、「やってそうだけどんなことしねぇよー」的な人、また、常に素っ頓狂なパフォーマンスで、正常と異常の境界線を歩くようなパフォーマンスを見せつつも、正常な側にいるはずであった人が、実際に超えてはならないボーダーを超えていたことについて、少なからぬ数の人がショックを受けているのではないかと思う。

 

罪は罪として、正義の棒で叩くのは簡単だ。

 

また、ピエール瀧氏の行ったことが事実であれば、これは、しかるべき処分が行われるのもやむを得ないだろう。

 

とはいえ、90年代より、ゆるく電気グルーヴ、ピエール瀧を見てきて、一介のラジオリスナーとして、木曜たまむすびを仕事の合間にタイムフリーで聞きながら、「今週も瀧さん飛んでるなー」と笑っていた先週までにはもう戻れない。

 

残念だ。

 

薬物がどんなものかは知らねぇが、娘さんの笑顔を奪うような事案は起こして欲しくなかった。

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